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「貴社と資本提携したい・・・」というDMはだいたいウソ!

M&A
2021.05.07

最近「貴社と業務提携したい」「貴社に興味を持っている会社が具体的にあります」という趣旨の手紙が、会社だけではなく自宅にも届くんだけど…という相談が頻繁にあります。

ここ数年でこの手のM&A仲介会社からのDMが急増しております。これはM&Aの仲介会社が営業のために送る決まり文句です。

DMが送られてくる理由は簡単で、「仲介会社が新規に売手企業を発掘したいから」になります。M&Aの仲介会社というのは一般的に成功報酬型で手数料を取るので、成約しないとビジネスになりません。売手企業や買手企業に「M&Aとはなんぞや」みたいなレクチャーするだけではお金にならないので、実際に「売りたい!」という売手企業を探す必要があります。

ただ、いきなり「会社売りたいですか?」とか聞かれても、話半分で聞いてしまうため、「貴社の事を買いたいと言っている企業がいて」という具体的な話にする訳です。

ではこんな話をすると、「本当に買手なんているの?」と思ってしまうと思いますが、結論としては、“具体的な買手はいない”と思ったほうが良いです。

中小企業のM&Aとはいえ、実施する際には、資産の実在性や簿外資産・負債の有無などは調査しますし、労務面の問題の有無や法的に問題ないビジネスをされているかなど多面的に調査します。

これは普通に考えても想像がつきますが、決算書すら見せていない会社が買いたいと言ってくるわけがないのです。

M&Aの仲介会社の想定している進め方としては、一般的にこんな感じです。

本当に具体的な買手がいるなら①の段階でかなり細かい話はできるはずです。こういう話をすると仲介会社からは「買手のニーズは秘密情報なので」とかで逃げようとしますが、こういう態度が見られたらかなり高確率で偽DMです。ですので、あまり具体性のない話に興味がない方は、こういうDMには反応せずにゴミ箱にポイでよいです。

「もう既にM&Aの仲介会社と会う約束しちゃったよ」という方のために、アドバイスしておきますが、間違っても初回の面談で仲介会社と「仲介契約」や「アドバイザー契約」を結ばないようにしてください。

この契約は、何かというと”売主(私)はこの仲介会社にM&Aを委託します”という契約書で、大抵の場合は、「他の仲介会社に重複して委託できない」という専任条項や、バカ高い仲介料を成約時にお支払いする、という条項が設けられています。

実際に買手がいようがいまいがこの契約を結んでしまうと、M&Aはその仲介会社を通さないといけなくなってしまいます。

ちなみに、一応補足ですが、買手企業から直接連絡が来る場合があった時は話は別です。

買手企業が自ら社名を出して売ってくれと言ってくる訳ですから、既に売手企業のことをよく知っている可能性もあります。

こういう交渉事ではどちらが先に買いたい・売りたいというかが、その後の条件交渉などに影響してくるケースもありますが、買手からの直接オファーの場合はかなり好条件になることはあるかと思います。買手だけでは入手できないリソースを売手企業は持っていて、買手が自社の買収ニーズを公にしてでも買いたいと言ってきているわけなので。

本日のまとめです。

静岡ビズコネクトセンターは、静岡県内の中小企業に特化したM&A事業承継専門会社です。ぜひお気軽にご相談ください。

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